二級建築士試験概要

国家資格である二級建築士は、木造建築士と同様、国家試験合格後、建築士法に基づいて、知事により免許が交付されます。
都道府県お墨付きの「知事免許」だけに、受験前のチェックも厳しく、4月にインターネットならびに現地での申込みを締め切った後、7月上旬までかけて受験資格の有無を判定します。

試験は、1次試験が「建築計画」「建築法規」「建築構造」「建築施工」そして、2次試験「設計製図」の5つに分けられます。順に見ていきましょう。

7月上旬、1次試験の「学科」が行われます。内容は、午前中の3時間で学科I(建築計画)及び学科II(建築法規)、午後からの3時間で学科III(建築構造)及び学科IV(建築施工)が問われます。

5肢択一式のマークシート方式となっており、8月に合格者が発表されます。総合点で6割、各科目では5割強が合格ラインとされており、平成20年の合格率は37.5%となっています。

1次合格者のみ、9月の2次試験「設計製図」を受験することができます。
(学科合格者は2年間学科試験が免除され、2次試験から受験できます)

  • 「地域に開かれた絵本作家の記念館〔鉄筋コンクリート造(ラーメン構造)2階建〕(平成18年課題)」
  • 「高齢者の集う趣味(絵手紙)室のある 二世帯住宅(木造2階建)(平成20年課題)」

などの課題に合わせて、4時間30分かけて、設計製図を完成させるというもので、設計センスだけでなく手の早さも問われます。

採点方法は不適切な部分を減点していく減点方式で、残った点数で合否が決まります。合格者発表は12月。平成20年の合格率は52.0%でした。

なお、1次2次の総合合格率は、平成16年には27.6%でしたが、近年では2割程度にとどまり、平成20年では22.4%と狭き門になっています。

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